ロート製薬は、約2900人の子どもについて花粉症の有無を親に聞いたところ、「花粉症だと思う」との回答が31・5%に上ったという調査結果をまとめた。食物アレルギーも起こりやすいとして、対策を呼び掛けている。
調査は2016年11月にインターネットで実施し、0~16歳の子ども2935人の実態について親から回答を得た。前回調査に続いて3割を超える高水準。
特定の果物や野菜を食べたときに出ることがある「口腔(こうくう)アレルギー症候群」は、花粉症との関連性が指摘されている。
「果物を食べて口や唇、喉にかゆみやピリピリ感・イガイガ感を感じたことがある」と答えたのは、子ども全体でみると13・5%だったが、花粉症の実感があるという子どもに限ると20・6%に達した。リンゴやモモ、キウイを食べて、口や唇、喉にかゆみを感じたという子どもが目立った。
ロートは「子どもの症状は気付きにくいので見逃さないことが大事だ」と説明し、屋外ではマスクを着用させるなど、親による対策が重要だとしている。
さいじょう鍼灸院にも花粉症やアトピー、喘息などのアレルギー症状で来院するお子さんが年々増えてきています。
アレルギー症状に対しては、体質改善が最も重要であり、アレルギー症状を発症して間もない乳幼児であれば、鍼灸治療によってアレルギー症状を起こさない体質に改善させることが可能になります。
症状が出て、間もなければ間もないほど、体質は早く改善されやすいです。
私自身、小学校に入学する前から花粉症の症状が出ていたことを覚えています。
病院に行って薬をもらったり、市販の薬を服用したりしても辛かったことを覚えています。
2002年に鍼灸師になって、実験がてら自分自身に3日に1度ぐらい鍼をしていたところ、翌春には薬を飲まなくても大丈夫な位楽になりました。
その後思い出した時に自分自身に鍼をする程度でしたが、今年2017年にはマスクをしなくても耐えられるぐらい楽になりました。
発症してから30年ぐらい経過していても、定期的に鍼灸治療をしていると徐々に体質改善され、症状は楽になってきます。
子供の身体は素直なので、大人に比べ治療効果が出やすいのです。
お子さんのアレルギー症状を改善させたいなら、ぜひ鍼灸治療を受けてみることをお勧めします。